【ソウル聯合ニュース】昨年11月に販売が終了した欧州連合(EU)排ガス基準「ユーロ5」対応のディーゼル車に変わり、新たなEU排ガス基準「ユーロ6」に対応したディーゼル車の人気モデルが韓国で相次いで発売されている。 自動車業界によると、韓国GMの「シボレー・クルーズ」や起亜自動車「モハベ」など欧州で強化された規制のユーロ6を満たしたディーゼル車が発売された。 ルノーサムスン自動車も既にユーロ6に対応した「SM3」「QM3」に続き、年内に「SM6」「QM5」のユーロ6モデルを発売するとされる。 ユーロ5対応のディーゼル車の販売中断措置が取られてからユーロ6モデルがなく車両の販売を一時中断していた韓国GMとルノーサムスンは、ライバル社に一歩遅れる形でユーロ6モデルを発表しただけに、ディーゼル車にかける期待は大きい。 韓国GMは「シボレー」ブランドが昨年過去最高の業績を記録したものの、ユーロ6モデルがなかったため販売に大きな影響を受けた。 昨年11月にシボレーの「クルーズ」「マリブ」「キャプティバ」ディーゼル車の販売台数は計228台にとどまり前年同月比85.8%減少した。 ルノーサムスンも昨年11月、「SM5D」「QM5」の販売が計516台と前年同月比58.5%落ち込んだ。 ディーゼル車は昨年下半期にドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正問題が発覚した後も国内での販売は好調だった。昨年韓国で販売されたディーゼル車は約97万台で、国産車と輸入車の販売台数183万台の半数以上を占めた。
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