【ソウル聯合ニュース】韓国の昨年の交通事故死者数は過去最少だったが、子どもの死亡事故が急増していることが分かった。 警察庁は22日、昨年の交通事故死者数は4621人だったと発表した。2014年の4762人より3.0%減少し、2年連続で5000人を下回った。 飲酒運転による死者は583人で前年の592人より9人(1.5%)減った。歩行者の死者は前年の1910人より115人(6.0%)少ない1795人だった。 高齢者(65歳以上)の死者は909人で前年より10人(1.1%)減少したものの、子ども(12歳まで)の死者は65人と前年より13人(25.0%)増えた。子どものうち歩行中の事故で亡くなった割合は63.0%に達した。交通事故による死者全体に占める歩行中の割合(38.8%)を大幅に上回っており、子どもの歩行者を保護する対策が急がれる。 また、女性ドライバーが原因の交通事故による死者の数は540人で前年に比べ16人(3.1%)増加した。女性の飲酒運転による死者も32人と前年の29人より増えた。女性ドライバーが多くなったためとみられる。 sjp@yna.co.kr
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