【ソウル聯合ニュース】旧正月や秋夕(中秋節)など韓国の「名節」連休に首都圏から地方へ帰省し、Uターンする際に別の地方を旅行して戻る人が増えている。振り替え休日の導入で連休が長くなっているため。「Dターン」と呼ばれ、名節の新たな帰省風景となりそうだ。 今年の旧正月は8日で、本来なら6~9日が連休だが、振り替え休日により10日まで5日間の連休となる。 ソウルで会社勤めをするキム・ジョンホさん(43)の旧正月連休は、慶尚南道・晋州に里帰りをし、同道・昌原の妻の実家に1日立ち寄ってからソウルに戻るのが定番だ。しかし今年は真っ直ぐソウルに戻らず全羅北道・群山の民泊で1泊する。キムさんは「Uターンはどうせ渋滞するのだから、前から行ってみたかった群山市内を観光することにした」と話す。昔建てられた日本式家屋や有名なパン屋など、テレビで紹介されたのを見て興味を持っていたという。 同じくソウルの会社員、チョ・ジンムンさん(37)は家族で忠清北道・忠州の実家に行き、そのまま両親、弟家族と一緒に江原道・江陵に1泊旅行に出掛ける。現地のコンドミニアムを予約した。 ソウルに暮らすイ・ジョンヒさん(43)は家族で釜山に里帰りした後、全羅南道の麗水と順天を旅行して戻る計画だ。 各地の主要コンドミニアムは連休後半の8~9日、予約で埋まっている。12カ所で計7000室余りの客室を持つ大明リゾートは、8~9日は97%の客室が予約済みだ。ハンファリゾートはほぼ満室とされる。 mgk1202@yna.co.kr
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