ことしに入り脱北難民1人が米国入国…2006年以降で計193人に

先月、脱北難民1人が米国に入国したことで、2006年以降米国に入った脱北難民は193人となった。アメリカの声（VOA）が5日、報道した。

　VOAは米・国務部が去る4日に発表した難民入国現況資料を引用し、ことし1月に脱北者1人が難民資格を受けて米国に入国したと伝えた。

　脱北者は定着地域によって異なるが、ほとんどが約8か月間、毎月200～300ドル（約2万3000～3万5000円）の現金と健康保険、食品購入券などが提供される。また、米国居住1年が過ぎると永住権を得ることができ、5年過ぎると市民権も取得可能だ。

　一方、1月に難民資格で米国に入国したのは39カ国4376人と集計された。国家別に見ると、ミャンマー出身が961人と最も多く、コンゴ民主共和国（792人）、イラク（631人）、ソマリア（461人）を続いた。