「平和の少女像」を所蔵しやすいサイズで制作し普及する「小さな少女像」プロジェクトにネットユーザーの反応が熱い。(提供:news1)
「平和の少女像」を所蔵しやすいサイズで制作し普及する「小さな少女像」プロジェクトにネットユーザーの反応が熱い。(提供:news1)
「平和の少女像」を所蔵しやすいサイズで制作し普及する「小さな少女像」プロジェクトにネットユーザーの反応が熱い。

 ソウル・鍾路区(チョンノク)の旧日本大使館前に設置された平和の少女像を制作した作家のキム・ウンソン、キム・ソギョン夫妻は3日、平和の少女像を広く拡散させ、日本政府の支援金の代わりに国民基金を集める「正義記憶財団」に力を加えようと「小さな少女像」プロジェクトを開始した。

 開始から1日経った4日現在、すでに1300人以上の後援者が集まり、募金目標1億ウォンに近い4200万ウォンが集まった。

 作家のキム夫婦は「小さな少女像」ホームページを通じて「昨年12月28日に妥結された韓日“慰安婦”合意は許し難く、日本政府が平和の少女像を非常に不快に思っていることを再確認した」とし「さらに多くの少女像を制作し、韓国の隅々はもちろん、世界の至るところに広く拡散させる」と伝えた。

 このプロジェクトは参加者が2万ウォン、10万ウォン、30万ウォン、50万ウォンに分かれている後援金を選択すれば金額に応じて、10センチから30センチのサイズの小さな少女像セットを受け取ることができるよう構成された。

 キム夫妻は一部制作費を除いた後援金全額を「正義記憶財団」に寄付する予定だ。

 キム・ウンソン、キム・ソギョン夫妻は予想外の熱気に「驚いている」とし「最初、金額をいくらに設定するか悩んだ。欲が出て1億ウォンに決めたが、これほど熱くなるとは思わなかった。国民の力が素晴らしい」と述べた。

 また「クラウドファンディングは金額が全部集まらなければ意味がなく、少女像をまだ制作していないが、早く始めなければならにようだ」と付け加えた。

 夫婦は小さな少女像作りプロジェクトを1年前から構想していた。

 キム・ウンソン作家は「少女像制作に費用がかかり、当時はできなかったが12月28日の韓日“慰安婦”合意以降、少女像に関心を持った企業が自発的にアイデアを出して、今回のプロジェクトを進めることになった」と説明した。

 なお、キム夫妻は少女像制作の意味を世界に拡散させるため「小さな少女像」を各国の国連代表と女性人権回復団体、戦争被害国の市民団体にも送る計画だ。


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