中国”赤っ恥”、武大偉氏の北訪問当日に「ミサイル発射」を通告
中国”赤っ恥”、武大偉氏の北訪問当日に「ミサイル発射」を通告
北朝鮮は、中国の6か国協議首席代表である武大偉韓半島問題特別代表が北朝鮮を訪問した当日(2日)、人工衛星打ち上げの計画を国際機関に通告した。

 そんな中、武大偉代表の北朝鮮訪問が、事実上のミサイル発射計画を止めるための説得だったとすれば、この説得が失敗したのではないか、との観測が提起されている。

 3日、複数のメディアによると、国際海事機関(IMO)は「北朝鮮政府より、今月8日~25日の間に地球観測衛星『光明星』を発射するとの通告を受けた」と明らかにした。

 スイスに本部を置く国際電気通信連合(ITU)も、北朝鮮が人工衛星の発射計画を通告してきたと伝えた。

 これを前に、先月末から北朝鮮にミサイル発射の動きがある、との報道が相次いで流れ、朝鮮半島情勢に黄色信号が灯ると、すぐに武大偉代表が電撃で北朝鮮訪問を決定した。

 武大偉代表の訪問は、先月6日の第4次核実験後、初めて実施された中国の高位管理級の訪問であり、この動き自体に国際社会の視線が集中していた。そしてこの日、朝鮮中央通信も武大偉代表の平壌(ピョンヤン)到着を異例的に報じた。

 今回の武大偉代表の訪問日程などはベールに包まれていたが、北朝鮮の核問題について議論する一方、追加挑発を止めるための”説得”との見方が大多数を占めていた。

 しかし、北朝鮮は武大偉代表の訪問当日に人工衛星の発射計画を国際機関に通告。結局、核問題の解決も無残に崩れ去ったことになり、中国が赤っ恥をかいたかっこうとなった。

 電撃と伝えられた武大偉代表の北朝鮮訪問、そして北朝鮮による突発行動が今後、北朝鮮と中国の関係にどのような変化をもたらすのか、注目される。

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