会議を主宰する黄首相=31日、ソウル(聯合ニュース)
会議を主宰する黄首相=31日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は31日、仁川国際空港のセキュリティーに対する懸念が広がっていることを受け、テロ・セキュリティー対策の強化に向けた関係閣僚会議を開いた。 会議を主宰した黄教安(ファン・ギョアン)首相は、仁川空港で起きた外国人の密入国事件に関連し、「国の関門である空港を守ることはわが国を守ることであり、安全を脅かす行動は絶対に認められない」としながら、2重、3重のセキュリティーとテロ対策を講じると表明した。 政府は関係機関の緊密な協力の下、徹底した出入国管理とセキュリティー強化にあたる。 また、黄首相は仁川空港の男子トイレで爆発物とみられる不審物が見つかった事件に言及し、「韓国がもはやテロの安全地帯ではないという事実を示している」と指摘。テロに効果的に対応するには、国際的な協力や国としてのコントロールタワーの確立、テロ対策のための法整備などが必要だと強調した。 mgk1202@yna.co.kr
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