【ソウル聯合ニュース】関係悪化などが影響し、昨年は北朝鮮と中国の貿易額が大幅に減少したとの分析が示された。 政府系の韓国開発研究院(KDI)のイ・ジョンギュ研究委員は31日、KDIの定期刊行物に掲載した論文で、昨年1~11月の中朝貿易額は前年同期比14.8%減の49億900万ドル(約5900億円)だったと明らかにした。 北朝鮮の対中輸出額は12.3%減の22億7900万ドル、輸入額は16.8%減の26億3000万ドルとなった。 中朝貿易額は2000年から14年にかけ年平均22.4%増加しており、輸出入ともに2桁の減少となるのは00年代以降初めて。 イ研究委員は貿易の低迷について、中朝の政治的関係の冷え込みや中国の景気減速が影響したとし、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が「国産品の愛用」を指示したことも輸入の減少につながったと説明した。 stomo@yna.co.kr
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