【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦として動員された韓国の被害者12人が日本政府に損害賠償を求めた民事調停が不成立となり、訴訟に移行することになった。 ソウル中央地裁は29日、訴訟移行のための手続きを終えたと明らかにした。 被害者12人は2013年8月、1人当たり1億ウォン(現在のレートで約1000万円)の損害賠償を求める民事調停を申し立てた。 しかし、日本政府側は2年以上にわたり、裁判所が送った関連書類を返送するなど調停に応じなかった。 裁判所は日本政府側に訴状を送達する予定だ。ただ、訴状の送達に時間がかかると予想されるため、裁判開始がいつごろになるかは分からない。
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