【ソウル聯合ニュース】1997年にソウル・梨泰院のハンバーガーショップのトイレで大学生を殺害したとして、殺人罪に問われた米国人、アーサー・パターソン被告(37)の判決公判が29日、ソウル中央地裁であり、地裁は求刑通り懲役20年を言い渡した。 判決は「パターソン被告が被害者をナイフで刺したところを目撃したという共犯のエドワード・リー氏の供述に信ぴょう性がある」と殺害を認めた。 パターソン被告とリー氏は97年4月、韓国人の男子大学生(当時22歳)がナイフで刺されて殺害された梨泰院のハンバーガーショップのトイレにいた。検察は殺人犯としてリー氏を起訴したが98年、証拠不十分で無罪が言い渡された。検察はパターソン被告を真犯人と断定し捜査を再開したものの、同被告は99年に検察が出国禁止措置を延長しなかった隙に米国に逃亡。11年に米国で逮捕され、昨年9月に韓国に送還された。 同事件は09年に映画化されるなど、長期未解決事件として社会的な関心を集めた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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