【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが26日発表した2015年12月期決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年比4%増の5兆3360億ウォン(約5200億円)を記録した。売上高は前年比10%増の18兆7980億ウォン、純利益は同3%増の4兆3240億ウォンで、いずれも3年連続過去最高。モバイル向け製品の販売拡大などが後押しした。 ただ、昨年10~12月期は半導体メモリーの需要が鈍化し、業績が悪化した。 10~12月期の営業利益は前年同期比41%減の9889億ウォン、売上高は同14%減の4兆4160億ウォン、純利益は同46%減の8710億ウォンとなった。 営業利益は7四半期連続で1兆ウォンを上回っていたが、今回は及ばなかった。 SKハイニックスはメモリーの需要見通しについて、1~3月期は閑散期に入るものの、中長期的にはDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)採用の増加と最新メモリーDDR4などの普及により、20%台の成長を見込む。NAND型フラッシュメモリーの需要も、パソコン向け記憶装置やソリッド・ステート・ドライブ(SSD)の市場拡大で30%台の成長を予想した。 同社は需要鈍化や半導体業界の競争激化などの状況を乗り越えるため、今年も6兆ウォン台の投資を行うとしている。 csi@yna.co.kr
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