国連総長が韓国国民向け新年メッセージ　任期残り１年に決意

【ニューヨーク聯合ニュース】国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は３０日(米東部時間)、新年を前に韓国国民に向けメッセージを送り、「南北の和解と協力を通じた朝鮮半島の平和定着に向け国連事務総長としてどんなことでもしていく」と強調した。また、任期満了まで残り１年となる来年に「国際紛争や貧困、不平等、迫害に苦しむ人々の人権を保護し、彼らが人間としての尊厳を享受して生きられるよう最善の努力を尽くす」と決意を示した。　今年１年の成果については、国連が採択した２０３０年までの新たな開発目標「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」と、国連気候変動枠組み条約締約国会議（ＣＯＰ２１）が採択した２０年以降の地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」を挙げた。 ikasumi@yna.co.kr