また、チェ会長は”隠し子”の存在も明かし、隠し子の母親と再婚するとも明かした。さらに、これらはマスコミへ送られた”手紙”で告白されたことから、スキャンダルなニュースとして韓国社会を騒がせている。
今回、話題の主人公となったSKグループ崔泰源(チェ・テウォン)代表とは、どんな人物なのか。
まず、SKグループとは前述したように、石油精製業や通信事業を軸とした韓国の財閥である。エネルギーや化学、経済、建設などを扱い、”韓国旧五大財閥”の一つに数えられた。運営企業として野球・サッカー・バスケットボール・ハンドボールなどで5つの球団を保有する。SKワイバーンズ(韓国プロ野球)と済州ユナイテッドFC(Kリーグ)などが、その一例だ。
会長を務める崔泰源氏は2008年、系列会社から別の投資会社に約500億ウォン(現在のレートで約55億円)を送金し、さらに別の会社に送金して不正流用したとして横領罪に問われ、一審・二審ともに懲役4年の実刑判決が言い渡された。しかし2015年8月、光復節を迎えて特別赦免された後、「今後、国の経済発展と社会の発展に最善の努力を尽くす」と韓国国民に向けて謝罪した。
Copyrights(C)wowkorea.jp 0