ことし韓国に入国した脱北者数は1088人…昨年より20%減少

ことし、韓国国内に入国した脱北者の数は1088人（11月末現在）で、昨年の同時期に比べ大きく減少していることがわかった。

　22日、韓国統一部によると、ことし11月までに韓国に入国した脱北者の数は1088人で、昨年の同時期と比較し20%減少した。昨年は1397人、2013年は1514人で激減している。

　累積脱北者数は2万8607人で、そのうち現在も韓国に居住する人員は2万6514人であることを集計された。またこのうち70%が女性であり、咸鏡（ハムギョン）・両江道（ヤンガンド）出身が85%と最も多かった。年齢別には20～30代が全体の58%で、高卒以下の学歴が80%を占めた。