Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
炭疽菌送付 再発防止策に韓米が署名=韓国への通知義務化
【ソウル聯合ニュース】韓米は17日、ソウル・竜山の在韓米軍基地で在韓米軍地位協定(SOFA)合同委員会の会議を開き、4月にソウル近郊・平沢の在韓米軍烏山空軍基地に米陸軍の研究施設から炭疽(たんそ)菌が誤送付された事件の再発防止策を盛り込んだ「合意勧告文」改定案に署名、即時発効させた。署名は韓国外交部の北米局長と在韓米軍副司令官が行った。合意勧告文はSOFA付属文書としても効力を持つ。 改定された合意勧告文は、在韓米軍が死んだ状態の生物学的検査用サンプルを搬入する際、発送・受け取り機関、サンプルの種類や用途、量、輸送方法などを韓国政府に伝え、どちらか一方が要請すれば迅速に共同評価に着手することなどを盛り込んでいる。また、韓国関税庁が検査を要望すれば在韓米軍と合同検査を行えるとも規定した。 韓国政府は、生きた状態のサンプルについてはすでに国際法や国内法で通知・検疫が義務付けられているため、死んだサンプルについてのみ新たな規定を設けたと説明している。 stomo@yna.co.kr