韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のセウォル号沈没事故当時の行動に対して疑惑を報じた容疑で在宅起訴された産経新聞の加藤達也(49)前ソウル支局長に対する一審裁判宣告がきょう言い渡される。(提供:news1)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のセウォル号沈没事故当時の行動に対して疑惑を報じた容疑で在宅起訴された産経新聞の加藤達也(49)前ソウル支局長に対する一審裁判宣告がきょう言い渡される。(提供:news1)
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のセウォル号沈没事故当時の行動に対して疑惑を報じた容疑で在宅起訴された産経新聞の加藤達也(49)前ソウル支局長に対する一審裁判宣告がきょう言い渡される。

 ソウル中央地裁は16日午後2時、加藤前支局長に対する一審裁判宣告公判をおこなう予定だ。加藤前支局長が起訴されてから1年2か月である。

 加藤前支局長が朝鮮日報のコラムを引用してセウォル号沈没事故当日である昨年4月16日の昼間7時間の朴大統領の所在が把握されていなかったとしながら、私生活疑惑を提起した。

 その後、韓国の保守団体は加藤前支局長を「根拠のない虚偽の事実で国家元首の名誉を毀損(きそん)した」として同年8月、加藤前支局長を検察に告発した。

 続けて検察は加藤前支局長が根拠のない朴大統領への不適切な男女関係があるかのように虚偽の指摘をし名誉を毀損したとみて、情報通信網法上の名誉毀損容疑を適用して同年10月に在宅起訴された。

 検察は1年にわたった裁判の末、ことし10月に開かれた結審裁判で「大韓民国が社会的、政治的に混乱した状況で出所不明のうわさを根拠に大統領の名誉を毀損した」とし加藤前支局長に対して懲役1年6か月を求刑した。


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