【ソウル聯合ニュース】韓国書店大手の教保文庫が1日発表した資料によると、アルフレッド・アドラーの心理学を分かりやすく解説した「嫌われる勇気」(岸見一郎、古賀史健共著)の韓国語版がベストセラー総合1位となった。 同書のヒットで心理学ブームが起こったことに加え、中東呼吸器症候群(MERS)の流行や南北間の緊張、国際的なテロの脅威などによる社会的不安から人文学への関心が高まったことで、人文分野の出版が相次いだ。同分野の書籍の販売額は前年より13.5%増と大幅に伸びたほか、売り上げに占める割合も9%となり、初めて小説を上回った。 また、2012年に発売され根強い人気をみせる東野圭吾氏の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(韓国語版)が4位に入った。 ikasumi@yna.co.kr
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