日米韓6か国協議首席代表、今週ワシントンで北核問題を協議

日本・米国・韓国の6か国協議首席代表が今週、米国ワシントンD.C.で北朝鮮の核問題を協議することが30日、明らかとなった。

　韓国政府の消息筋によると、日米韓6か国協議の首席代表間の会合が、去る5月27日ソウルでおこなわれたのに続き、約半年ぶりにワシントンで開催される予定だ。

　今回の会合には、3か国の首席代表である日本外務省の石兼公博アジア大洋州局長、ソン・キム米国務省東アジア太平洋次官補、ファン・ジュングク外交部朝鮮半島平和交渉本部長らが出席する。

　石兼局長については、ことし秋、6か国協議首席代表に任命されて以降、初めて同会合に出席する。

　なお、今回の会合では、先ごろファン本部長が中国側の6か国協議代表と会い、朝鮮半島情勢について協議した内容を日本、米国とも共有するとみられる。