【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が来月の南北当局者会談を前に韓国に対する非難攻勢を続けている。 北朝鮮の韓国向け宣伝サイト「わが民族同士」は30日付の論評で、韓国軍の西部地域野戦整備支援センター開所や野外戦術訓練について、「北南(南北)関係改善を遮断しようとする軍部連中の醜い凶悪な心の現われだ」と非難した。 また、当局者会談開催に向けた南北実務協議(26日)でも対話の雰囲気に合わない対決的な主張を展開したと指摘。その上で、「関係改善の意志を実質的に示すべきだ」と主張した。 北朝鮮の韓国に対する非難は、来月11日に北朝鮮・開城で開催される南北当局者会談で主導権を握るための戦略とみられる。 一方、韓国軍はソウル北方の京畿道・抱川に26日、西部地域前線部隊に配備されている戦闘装備を官民が共同で整備する野戦整備支援センターを開設した。  また、今日から来月4日まで前線地域一帯で大規模兵力や戦車、装甲車が参加する野外戦術訓練を実施する。 sjp@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0