【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の洪容杓(ホン・ヨンピョ)長官は26日、国策シンクタンク・国家安保戦略研究院主催の学会に寄せた演説文で、国民の合意が統一政策と南北関係を後押しする原動力だとし、「(北朝鮮との)あらゆる交流・協力は国民が納得できる水準で冷静かつ継続的に推進する」と述べた。 揺るぎない安全保障を構築するため国防力を強化すると同時に、南北の民族同質性を回復させるための交流・協力を着実に進めていくと説明した。 また、南北当局者会談の早期開催などを盛り込んだ8月の南北合意を取り上げ、「政府は合意を冷静に履行して信頼を積み重ね、南北関係を発展させていくという立場を堅持してきた」と強調。その上で「今後もより実効性のある対話の場を設け、南北が共に平和を議論し、平和統一のドアを開いていけるよう努力する」と述べた。 韓国と北朝鮮はこの日、軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で、当局者会談の議題などを話し合う実務協議を開いた。 stomo@yna.co.kr
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