【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)傘下の国家安保戦略研究院は25日、北朝鮮で金正恩(キム・ジョンウン)体制になってから処刑された幹部が約100人に上ると明らかにした。 同院の李スソク主席研究委員は26日に開催される学術会議を前に発表文を通じ、金正恩第1書記による恐怖政治が長期化しているため、金第1書記と上層部との信頼関係が弱まっていると分析した。 また、「金第1書記は絶対権力に陶酔し身勝手な振る舞いや無慈悲な処刑、無原則な軍の人事などで権力基盤の安定を自ら阻害している」と指摘した。 さらに、幹部らは生きるため日常的に責任回避や虚偽の報告を行っているとした。 金第1書記の指導力に対する懐疑が広まり、海外に派遣されている幹部の一部では離脱も起こっていると説明した。 sjp@yna.co.kr
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