調べを終えて帰宅する崔氏=25日、ソウル(聯合ニュース)
調べを終えて帰宅する崔氏=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国海軍の新型ヘリAW159「ワイルドキャット」導入に関する疑惑をめぐり、軍制服組トップの合同参謀本部議長を先月退任した崔潤喜(チェ・ユンヒ)氏が24日からソウル中央地検で取り調べを受けた。約20時間後の25日早朝、取り調べを終えた崔氏は報道陣の質問に対し、「釈明した」と短く答えた。 同機選定の過程で崔氏の介入や金品の受け取りがあったかどうかについて調べが行われたようだ。崔氏は2012年の同機の選定当時、海軍参謀総長を務めていた。 また、同機を仲介した業者が崔氏の息子に現金2000万ウォン(約210万円)を渡した後、1500万ウォンの返還を受けたとされる。 崔氏は取り調べで同機選定をめぐる疑惑を否定したという。息子が受け取った現金についても「全く知らなかった」と主張したという。 同機は海軍の作戦要求性能を満たしていない上、試験評価が実施された時点では海軍型の同機は開発されていなかったにもかかわらず、試験評価が進められ導入が決まった。試験評価書は同機が作戦要求性能を全て満たしているかのように作成された。虚偽の試験評価書を作成した罪などで海軍の少将ら現職、元職の軍関係者7人が逮捕、起訴されている。 kimchiboxs@yna.co.kr
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