【ソウル聯合ニュース】南北当局者会談の開催に向け、軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で26日に行われる実務協議に、韓国から統一部の金基雄(キム・ギウン)南北会談本部長、北朝鮮から対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会のファン・チョル書記局部長がそれぞれ首席代表として出席する。韓国統一部が24日、伝えた。南北各3人の代表が協議に臨む予定だ。 ファン氏は韓国の事情に詳しいとされ、朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の画像による再会行事の実務協議(2005年)などに出席したほか、06~07年に行われた第18~20回南北閣僚級会談の随行員も務めた。 北朝鮮問題の専門家は、民間レベルの交流に関する経験が豊富なファン氏を代表としたことから、北朝鮮が08年の北朝鮮兵による韓国人観光客射殺事件を受けて中断された金剛山観光の再開問題を北朝鮮側が持ち出してくる可能性もあると伝えた。 韓国と北朝鮮は8月25日の高官協議で、南北関係を改善するための当局者会談をソウルまたは平壌で近いうちに開催することに合意し、実務協議で議題や出席者などを調整することにしていた。 stomo@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0