韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のセウォル号沈没事故(去年4月)の行動に関する疑惑を報道した容疑で在宅起訴されている産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の判決裁判日程が変更された。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のセウォル号沈没事故(去年4月)の行動に関する疑惑を報道した容疑で在宅起訴されている産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の判決裁判日程が変更された。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のセウォル号沈没事故(去年4月)の行動に関する疑惑を報道した容疑で在宅起訴されている産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の判決裁判日程が変更された。

 23日、韓国裁判所によると、事件を審議しているソウル中央地裁刑事合意30部(部長判事イ・ドングン)は加藤前ソウル支局長に対する宣告を来月17日午後2時に延期した。本来は来る26日午後2時に予定されていた。

 裁判所関係者は「十分な記録および法理検討、外国判例などに対する慎重な審議に時間が必要で、裁判所側が延期した」と明らかにした。

 加藤達也前ソウル支局長は、セウォル号沈没事故の当日(昨年4月16日)、朴大統領が元側近の男性と密会していたうわさがあることなどを報じ、名誉毀損の罪に問われ、昨年10月に在宅起訴された。

 検察は加藤前ソウル支局長が根拠なしに朴大統領に不適切な男女関係があるように指摘し、名誉を傷つけたと見て名誉毀損容疑を適用した。

 検察側は先月19日に開かれた公判で「大韓民国が社会的、政治的に混乱した状況で、出処不明のうわさを根拠に、大統領の名誉を傷つけた」として、名誉毀損関連としては異例的に高い刑量である懲役1年6月の実刑を求刑した。

 一方の加藤前ソウル支局長側は「言論の自由に関する国際的常識と韓国国民の良心に従って、法治主義に合う判決を下してほしい」と無罪を訴えた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0