【ソウル聯合ニュース】北朝鮮による延坪島砲撃から5年となる23日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領はソウル市内の戦争記念館で開かれた式典にビデオメッセージを寄せ、「強固な安保体制は韓国の自由と平和を守り、正しい南北関係を構築していく重要な土台」と強調した。その上で、軍に対し「完璧な軍事対応態勢を確立し、いかなる威嚇と挑発にも揺るぎなく対応しなければならない」と述べた。 北朝鮮軍は2010年11月23日、韓国軍の黄海での海上射撃訓練に反発し、民間人が居住する韓国領・延坪島に砲撃を加えた。砲撃により韓国軍の兵士2人と民間人2人が犠牲になった。1953年の朝鮮戦争休戦後、北朝鮮軍が韓国領土を砲撃し、民間人の犠牲者が出たのは初めてだった。 韓国の大統領が延坪島砲撃事件の追悼式典にメッセージを送るのは初めて。朴大統領は砲撃で亡くなった兵士2人の名前を挙げ、哀悼の意を表した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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