【ソウル聯合ニュース】韓国貿易協会は22日、1~10月のビールの輸入額が1億1800万ドル(約145億円)となり、過去最高を更新したと明らかにした。初めて1億ドルを超えた前年の同期比では26.9%増加した。 韓国の2000年のビール輸入額は500万ドルにすぎなかった。若者を中心に海外の多様なビールを求める傾向が続いており、15年間で20倍以上拡大した。 国別では、アサヒやサッポロ、キリンビールなどが根強い人気を誇っている日本からの輸入額が前年同期比24.4%増の3400万ドルとなり、最も多かった。エールビールが中心のドイツが同27.7%増の1600万ドルで2位。ギネスビールを生産するアイルランドは同66.9%増えた1300万ドルで3位となった。青島ビールが人気の中国は同61.7%増の1200万ドルで4位だった。 輸入ビール業者は「海外旅行で味わったビールを国内で求めるケースが多い。アサヒやバドワイザー程度だったブランドの種類も多様化し、市場規模も大きくなった」と説明した。輸入ビール業界の積極的な割引キャンペーンなども大きく後押ししたとみられる。 kimchiboxs@yna.co.kr
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