【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は改定された原子力協定の履行のために新設される高官級委員会の初会合を、遅くとも来年前半にソウルで開催することを決定した。韓国外交部が20日、明らかにした。 同委員会の韓国側共同議長を務める同部の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官は18日(米東部時間)、米ワシントンで米側共同議長のシャーウッドランドール・エネルギー省副長官と会談し、来年初めごろに予定されている新韓米原子力協定の発効後、速やかに同委員会を開催することで合意した。 また、同委員会の運営をめぐる詳細事項を協議するための事前準備会議を、来年1月に開催することで一致した。 韓米間の原子力分野における戦略的協力と対話のために設置された同委員会は、新協定の最大の成果の一つに挙げられる。  新協定が発効すれば、韓国はウランの低濃縮と乾式再処理(パイロ・プロセッシング)による使用済み核燃料の再利用(再処理)の制約が緩和される。 両国は4月に協定改定の交渉を妥結、6月に正式署名した。先月末に米議会で協定文の検討が終了したことで、協定発効に向けた法的手続きがすべて完了した。  sjp@yna.co.kr
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