北朝鮮、南北当局者会談のための実務接触…26日を提案

北朝鮮が来る26日、板門店北朝鮮側施設「統一閣」で南北当局者会談のための実務接触をおこなうことを20日、公式提案したことがわかった。

　朝鮮中央通信はこの日「このような内容を盛り込んだ祖国平和統一委員会の書記局名義の通知文が板門店を通じて、韓国統一部に送られた」と報じた。

　北朝鮮側が当局者会談に呼応してきたのは、韓国政府がことし9月21日に初めて当局者会談のための予備接触を提案してから2か月ぶりだ。

　韓国政府は北朝鮮の提案に対して内部議論を経て、午後に立場を表明する予定だ。

　政府は北朝鮮が提案した日付などに対して修正が必要な場合、これを修正するなど内容と事前接触の形式についても韓国側の立場を伝えることがわかった。

　双方が当局者会談のための事前接触の意思を持っていることが確認されたことにより、南北は若干の日程調整などを経て、事前接触に乗り出す可能性が高いと思われる。