金第1書記(左)と韓光相氏=(聯合ニュース)
金第1書記(左)と韓光相氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】粛清されたとみられていた北朝鮮の韓光相(ハン・グァンサン)朝鮮労働党財政経理部長が、公の場に再び姿を見せた。 朝鮮中央通信は20日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が19日に北朝鮮の技術で開発した地下鉄車両の試運転行事に出席したニュースを報じた際に、韓部長が同行したと伝えた。 韓部長は2010年1月に改装工事を終えたホテルで金第1書記が朝鮮人民軍青年機動宣伝隊の公演を観覧した際に、党第1副部長の肩書きで初めてメディアで紹介された。13年7月には党財政経理部長に昇進したことが確認され、金正恩政権で党運営や資金・財産管理の実権を握る人物として活躍した。 だが、金第1書記の統治資金を管理し最側近として活動していたものの、不正の疑いで取り調べを受けたとされる。そのため今年3月初め以降、公の場に登場することはなくなった。 金第1書記は試運転行事で「われわれの方式で地下鉄車両を開発できたのは、現代化と国産化という観点の下で闘争した結果だ」と強調した。 ほかに、朴奉珠(パク・ボンジュ)首相、金養建(キム・ヤンゴン)党書記(統一戦線部長)らが同行した。 sjp@yna.co.kr
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