日本で8年間プレーをした韓国の“国民バッター”イ・スンヨプは、精神力の重要性を強調した。(提供:OSEN)
日本で8年間プレーをした韓国の“国民バッター”イ・スンヨプは、精神力の重要性を強調した。(提供:OSEN)
日本で8年間プレーをした韓国の“国民バッター”イ・スンヨプは、精神力の重要性を強調した。イ・スンヨプは国際舞台で決定的な場面で一本を放ち、日本戦での勝利を導いてきた。

イ・スンヨプ の最新ニュースまとめ

 2000年のシドニー五輪でひざの痛みに襲われていたイ・スンヨプは、日本との3位決定戦の際に0-0で迎えた8回1死2・3塁のチャンスに、松坂とフルカウントの接戦の末、左中間への2ベースで銅メダル獲得に貢献した。

 また2008年の北京五輪で打撃スランプに陥っていたが、日本との準決勝の際に2-2で迎えた8回1死1塁でライトフェンスを超える2ランHRを放った。

 「今まで私が参加した国際大会での日本戦を振り返ると、7回まで“逆賊”だったが8回で“英雄”に急変した。みんなから『わざとそうしたのではないのか』と言われ、大変だった」と、イ・スンヨプは当時の心境を明かした。

 さらに「日韓戦に対するプレッシャーは大きい。戦力で我々のほうが劣る可能性もある。しかし日本戦には、わからないエネルギーが湧いてくる。他のチームとの対決とは確実に違う。短期戦で韓国が日本に勝ってきたのは、精神力のおかげだ」と述べた。

 続けてイ・スンヨプは、日本の大谷との再対決に関して「この世に打てない球はない。ただ大変なだけ」とし、「160kmを投げても弱点はある。変化球よりは直球に絞って初球からストライクが入ってきたら合わせるべきだ」と見解を示した。


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