【ソウル聯合ニュース】韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は19日、フィリピン・マニラでメキシコのルイスマシュー外相と会談し、両国の自由貿易協定(FTA)交渉の早期再開を要請した。 外交部によると尹長官は韓国とメキシコのFTAについて「両国関係全般を新しい次元で格上げすることができる重要な道しるべになる」とした上で、「早期に交渉を再開することが望ましい」との立場を明らかにした。 両国のFTA交渉は2008年にメキシコ自動車業界の反対などにより中断された。尹長官は9月に開催された国連総会でもルイスマシュー外相と会談し、FTA交渉再開の必要性を強調した経緯がある。 また尹長官はメキシコのインフラ建設プロジェクトに韓国企業の参加が拡大するよう協力を求めた。  両氏は韓国政府の主導で発足し、両国が参加する中堅国機構「MIKTA」が国際社会で意味ある協議体としてされに発展するように協力することで一致した。 一方、外交部は尹長官が22日に初めて来韓するエジプトのシュクリ外相と24日にソウルで会談すると発表した。同部は「中東地域の主要国であるエジプトと中東地域や北東アジア情勢に関する深い協議をする契機になるだろう」と説明した。 yugiri@yna.co.kr
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