携帯電話を所持したまま試験を受けていた受験生が試験会場から退出措置されたことがわかった。(提供:news1)
携帯電話を所持したまま試験を受けていた受験生が試験会場から退出措置されたことがわかった。(提供:news1)
携帯電話を所持したまま大学修学能力試験を受けていた受験生が試験会場から退出措置されたことがわかった。

 12日、韓国・全羅北道教育庁によると全州(チョンジュ)地区のある試験会場で英語の試験時間に突然携帯電話の呼び出し音が鳴ったという。英語のリスニングが終わった直後だった。

 音が鳴ったのは受験生のカバンの中だった。女子学生はカバンの中に携帯電話を入れたのを忘れ、試験を受けていた。音が鳴ったことにより試験途中に退出措置されてしまった。

 試験直前、全受験生を対象に回収物品記録票を渡して本人直筆の署名をするようにしたが、この学生は「携帯電話なし」の欄にチェックをして署名していたことがわかった。

 この学生は試験時間に携帯電話を所持したという事実を認める内容の供述書を書いて提出した。これによりこの学生のことしの大学修学能力試験の受験自体が無効となった。ただし事案が重くないため来年の受験は可能である。

 他の受験生の答案を見る又は見せる行為、不正な携帯物を見せたり無線機器などを利用する行為、代理試験を依頼したり代理で試験を受験した行為などで摘発された場合、試験を無効にして、当該試験の施行日が属する年度の翌年度1年間、試験の受験資格を停止する。

 しかし、禁止された物品の所持・搬入、監督官の指示事項の不履行など、わずかな不正行為は当該試験を無効とするが、受験資格は停止しない。


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