【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で2012年に拘束され、昨年解放された韓国系米国人、ケネス・ペ(韓国名:ペ・ジュンホ)氏が韓国に滞在中であることが11日、分かった。 ペ氏は同日、北朝鮮の自由と人権をテーマにソウルで開催された「ソウル人権会議」に出席し証言する予定だったが欠席した。会議の主催者側は、ペ氏がメディアへの露出に負担を感じたため出席をあきらめたと説明した。 ペ氏は12年11月に旅行客を引率し、北朝鮮入りしたところ当局に拘束され、翌年4月に15年の労働教化刑(懲役に相当)が言い渡された。米国政府による秘密交渉の末、昨年11月、北朝鮮に拘束されていたもう一人の米国人、マシュー・ミラー氏と共に解放され帰国した。 ペ氏は来年5月ごろに備忘録を執筆する予定だ。過酷だった北朝鮮での収監生活や米政府の秘密交渉、解放の過程などに関する詳しい内容が収録されるという。 hjc@yna.co.kr
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