ソマリアとＵＡＥへの韓国軍派遣　延長手続き開始

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は１１日、ソマリア沖のアデン湾に派遣されている海軍清海部隊とアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）に派遣中のアーク部隊の派遣期間をそれぞれ１年延長する手続きに入ったと発表した。　国会国防委員会は１０日に派遣期間延長の同意案を上程した。同意案は、国会法制司法委員会での審議を経て、１９日の国会全体会議で議決を得る必要がある。　同意案によると、両部隊の派遣延長期間は来年１月１日から１２月３１日まで。清海部隊は４０００トン級の駆逐艦１隻と３２０人の兵力からなる。アーク部隊の兵力は約１５０人。　国防部は「国際社会で韓国の影響力を拡大し、現地の韓国国民の安全を守るためにも両部隊の派遣延長が必要だ」と強調している。　ただ、アーク部隊については、派遣の成果が明確に現れていないため撤収すべきではないかとの指摘も出ている。 hjc@yna.co.kr