韓国のイム・ソンナム外交部外務次官は11日、「1965年日韓国交正常化の際、慰安婦問題は両国間協議に含まれていない、というのが韓国側の立場である」とし、反論した。
韓国のイム・ソンナム外交部外務次官は11日、「1965年日韓国交正常化の際、慰安婦問題は両国間協議に含まれていない、というのが韓国側の立場である」とし、反論した。
韓国のイム・ソンナム外交部外務次官は11日、1965年の日韓請求権協定で慰安婦問題が完全に解決されたと主張する日本政府に対し、「1965年日韓国交正常化の際、慰安婦問題は両国間の協議に含まれていない、というのが韓国側の立場である」とし、同件について反論した。

 イム次官はこの日午前、ラジオ番組に出演し「この問題に関する韓国政府の立場は、確固たるものであり、かつ明らかである」とし、このように明かした。

 続けて「このような立場を基に、きょう(11日)の局長級協議も進行されるだろう」と伝えた。

 また、日韓首脳会談以降、非公開である会談内容が日本のマスコミを通して相次いで報道されていることについて、イム次官は「首脳会談が終了した後、あるときは内容が歪曲されながらマスコミによって公開されている。これは、外交の程度を超える行動だ」と批判。その一方で、「ことしは日韓国交正常化50周年という点を念頭に置き、可能な限り早期にこの問題を妥結するために協議を過疎化させることについて、両国における意見の相違は全くない」とし、「本日、局長級協議を通して日韓首脳会談の成果を具体化するために、外交的歩みが初めての一歩を踏み出す」とし、期待感を示した。

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