兵務庁は「故意に手術を受けて兵役を免れたA氏(24)と、不必要な手術を施行した医師B氏(40)を兵役逃れの容疑で摘発し、検察に送致した」と明らかにした。
A氏はスキーの最中に膝を負傷したとし、医師へうその相談をもちかけ、手術を受けた後、診断書の発給を受けて兵役を免除された。
しかし、兵務庁特別司法警察の捜査結果、A氏は軽い負傷だったと確認され、手術の直前までスキーに出かけるなど、正常な生活を送っていたことがわかった。
特に、手術をおこなった医師のB氏は、MRI上、前十字靭帯に異常はないとした病院の検査結果を無視し、A氏と共謀して”十字靭帯(ACL)再建術”を施行し、虚偽の手術所見書を発給した容疑がもたれている。
医師が”兵役逃れ”を手助けして摘発されたのは、2012年4月に兵務庁特別司法警察権が導入されて以降、初めてのこと。
兵務庁関係者は「医師と共謀して故意に手術を受け、兵役免除となった人物は他にも存在すると見て、捜査を拡大する計画」と明かした。
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