韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日午前、「自国の歴史を知らなければ魂のない人間となり、正しい歴史を習うことができなければ魂が正常でなくなるほかはない」と述べた。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日午前、「自国の歴史を知らなければ魂のない人間となり、正しい歴史を習うことができなければ魂が正常でなくなるほかはない」と述べた。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日午前、「自国の歴史を知らなければ魂のない人間となり、正しい歴史を習うことができなければ魂が正常でなくなるほかはない」と述べた。

 朴大統領は歴史教科書の国定化反対世論を意識したように、去る10月27日の予算案施政演説、去る5日の第6次統一準備委員会会議に続き、この日の閣僚会議でもまた、対国民への説得に出たかたちだ。

 朴大統領は国務会議で「昨日(9日)、国史編纂委員会の歴史教科書執筆陣公募が締め切られた」とし、「歴史教科書問題は政争になってもだめで、政争の対象になることもできない」と強調した。続けて「特に分断の歴史を有していて、統一を成し遂げなければならない重要な時期に立っている大韓民国の未来は、若者にかかっている」とし、「彼らが持っている国家の自負心と正確な歴史に左右される」と説明した。

 また、朴大統領は「現歴史教科書は韓国の現代史を正しくない歴史として、否定的に描写している」として「大韓民国は政府樹立、北朝鮮は国家樹立と叙述され、大韓民国に分断の責任があるようになっている」と指摘した。

 同時に「歴史教科書は大韓民国に対する自負心を植え付け、どの方向に出て行けば国の発展を成し遂げることができるかを提示すべきだが、このように誤って均衡を失った教科書で習った学生たちは、大韓民国は生まれてはいけない恥ずかしい国と認識することになり、国に対する自負心を失うほかない」と述べた。

 さらに、「政府は誇らしい歴史が入れられた正しい教科書を作ると国民に約束したところである」とし、「このためには力量ある執筆陣構成が大変重要だ。教育部をはじめとする関係部署は多様な分野の最高専門家たちが執筆に参加できるよう、努力してほしい」と促した。

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