＜プレミア12＞“大谷も絶賛の打者”キム・ヒョンス「日韓戦は自分自身に失望した」

野球韓国代表の外野手キム・ヒョンス（27、トゥサン ベアーズ）が日韓戦敗北に関して物足りなさを露にし、台湾での組別リーグ活躍を誓った。「WBSCプレミア12」韓国代表は9日午後8時半ごろ（日本時間）、台湾桃園国際空港から台湾に入国し、キム・インシク監督とキム・ヒョンスの2人が公式インタビューに応じた。

キム・ヒョンス の最新ニュースまとめ

　キム・ヒョンスはまず「（日韓戦で）負けて、気分があまり良くない。全体的に押されっぱなしだった」と完敗を認めた。韓国は8日、日本・札幌ドームでおこなわれた「プレミア12」の開幕戦で、日本に0-5で敗れた。

　続けてキム・ヒョンスは日本の先発・大谷翔平（21）投手について「直球も素晴らしく、球も速かったが、私たちがそれに適応しなければならなかった。把握するのが遅かった。それでも、彼の球威は明らかにすごかった」と述べた。

　大谷が「韓国で最も良い打者はキム・ヒョンス」と言及したことについては「イ・デホさんやパク・ビョンホさんを警戒しすぎて、僕を気にかけていなかったようだ。思ったよりも大きくて驚いたのかな」と述べた。

　キム・ヒョンスは韓国シリーズ終了後に風邪を引き、コンディションが良くない状況だ。それでもキム・ヒョンスは「コンディションが悪いと言うには、言い訳だ。代表チームに選ばれたのだからベストを尽くすべきで、集中力もあげなければならない。日韓戦は自分自身に失望した」と明かした。

　なお、韓国代表は台湾で残りのB組・組別リーグ4試合を戦う。ベスト8安全圏に入るには、3勝はしなければならない。キム・ヒョンスは「主将（チョン・グヌ）が『終わったわけではない。負けは負けだ。台湾でチャンスがある』と言った」とし、次に向けて意気込んだ。