【ソウル聯合ニュース】朝鮮半島出身の詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ、1917~1945年)が日本で亡くなってから70年になるのに合わせ、留学していた立教大で尹東柱の詩に曲をつけた合唱曲が披露される。 韓国の大韓聖公会は9日、教団所属の合唱団「シャローム少年少女合唱団」が14日に立教大池袋キャンパス諸聖徒礼拝堂で開かれる聖歌隊フェスティバルに出演すると明らかにした。 フェスティバルでは尹東柱の代表作である「序詩」にイ・ゴンヨンが曲をつけた合唱曲が披露される。同曲が立教大で披露されるのは初めてだという。 尹東柱は韓国で大学卒業後、日本に留学。立教大と同志社大で学んだ。 ハングルで詩をつくったとして同志社大在学中に治安維持法容疑で逮捕され、福岡刑務所で1945年2月16日に獄死した。 2000~10年まで立教大の司祭だった柳時京(ユ・シギョン)氏らは08年に「詩人尹東柱を記念する立教の会」を立ち上げ、毎年命日の前後に追悼集会や記念行事を開催している。  sjp@yna.co.kr
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