北朝鮮が作った体制宣伝の冊子が、エチオピアで冷やかしの対象になっていると、北朝鮮専門メディアのRFA(自由アジア放送)が7日、報じた。(提供:news1)
北朝鮮が作った体制宣伝の冊子が、エチオピアで冷やかしの対象になっていると、北朝鮮専門メディアのRFA(自由アジア放送)が7日、報じた。(提供:news1)
北朝鮮が作った体制宣伝の冊子が、エチオピアで冷やかしの対象になっていると、北朝鮮専門メディアのRFA(自由アジア放送)が7日、報じた。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

 北朝鮮はことし8月にエチオピアで北朝鮮の先軍思想を擁護する14ページほどの冊子を発刊した。

 北朝鮮の先軍革命を称えるために作ったこの冊子は、金日成(キム・イルソン)首席と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を賞賛する内容が書かれている。

 エチオピア現地の消息筋によると、エチオピア駐在の北朝鮮大使館がエチオピアの首都アディスアベバにある民間出版社で印刷され、主にエチオピア政府関係者とその親しい者たち、そして一部住民に配布されたという。

 このような冊子が発刊された事実が伝えられると現地の人たちは、失敗した国家がやらかす、時代に合わないやり方だとあざ笑っているという。

 現地の北朝鮮大使館が本国に報告するため、実績可視用の冊子を制作したというのが現地外交の判断だという。

 エチオピアの日刊紙「デイリーモニター」は先月20日、社説で北朝鮮の宣伝用冊子発刊を批判した。

 本紙では「読者層を逃した切実なメッセージ」というタイトルの社説で、「どんなに善のふりをしても、悪は結局、悪だ」とし、「北朝鮮が狡猾な方法で国際社会で度を超えた行為を犯しているなか、このような内容の冊子が発刊されるのは適切ではない」と掲載した。

 またこのように時代遅れの冊子が、エチオピアの読者を対象にしたということについて不快感を示した。

 同時に日本や韓国、中国などアジアの国が多様なプログラムを持ってアフリカ開発に参入しているが、北朝鮮の思想と理念は無視されるしかないと指摘している。

 エチオピアは、韓国・北朝鮮の両国と修好を結んでおり、北朝鮮とは韓国より12年遅れて1975年に修好を結んだ。

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