今シーズンの日本シリーズでMVPを獲得したソフトバンクのイ・デホ(李大浩)が、メジャーリーグ進出の背景について語った。(提供:OSEN)
今シーズンの日本シリーズでMVPを獲得したソフトバンクのイ・デホ(李大浩)が、メジャーリーグ進出の背景について語った。(提供:OSEN)
今シーズンの日本シリーズでMVPを獲得したソフトバンクのイ・デホ(李大浩)が、メジャーリーグ進出の背景について語った。

イ・デホ(李大浩) の最新ニュースまとめ

 イ・デホは3日、ソウル・Banyantree club & Spaで開かれた記者歓談会で今後の去就について明らかにした。

 イ・デホは「私は幸せな選手だと思う。いつの間にか30代中盤になり、野球人生でさらに燃えなければと思った。そして幼い頃から憧れていたメジャーリーグへの夢に向かって最後に挑戦してみたかった。ソフトバンクの配慮の中、権利を行使できることになり、メジャー挑戦の一歩を踏み出すことになった。韓国野球での経験を生かし、メジャーリーグに進出するという意気込みで成功させようと思う」と語った。

 来シーズンは5億円に達する年俸が保証されていたにもかかわらず、アメリカに進出するという決心をしたのは、夢があったからだ。イ・デホは「個人的な夢はメジャーリーグにあった。いつの間にか30代中盤になったため、今回でなければ難しくなりそうだ。家族とたくさん話し合ったが、私を信じてついてきてくれると言うので、決心した」と経緯を明かした。

 エイジェント会社であるMVPスポーツクラブの助けもあった。このエイジェンシーは米国内でもアルバート・プホルス(LAエンジェルス)などを抱える有名なエイジェンシーだ。イ・デホは「MVPスポーツクラブは有名なエイジェンシーだ。8月からエイジェントとの交流はあった。その時は思ってもいなかったが、いつまでも夢をそのままにしておくことはできなかった。よかったと思う」と説明した。

 日本での残留に比べると、より良い待遇は保証されていないが、挑戦することに意義がある。「日本進出の時から、気持ちはアメリカ進出に向かっていた。しかしシーズンが終わって4日ほどしか経っておらず、その前はチームの優勝だけを考えて野球をしてきた。挑戦の気持ちはあったが、まずは目の前のことをやらねばと思っていた。2日前にエイジェントと話をしながら、はっきり気持ちを決めた」と述べた。

 2+1というソフトバンクとの契約は、イ・デホ本人のメジャー進出宣言によって終わったが、アメリカ進出が不発だった場合に戻る所はソフトバンクとなる。メジャー進出を果たせなかった場合、ソフトバンクに戻ってきたいという意志を明かしたイ・デホは「とても幸せだった。福岡に行けば全市民がソフトバンクを愛してくれている。コーチングスタッフや選手も韓国語で話しかけてくれてありがたかった。優勝するためにソフトバンクを選んだが、本当に優勝できて幸せだ」とし、チーム愛を見せた。

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