【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部当局者は1日、フィリピン南部ミンダナオ島のサンボアンガ市付近でイスラム過激派アブサヤフに1月に拉致された70代の韓国人男性とみられる遺体が見つかったと明らかにした。 フィリピン当局は遺体に銃傷などの外傷がなく、長期間の拉致生活により病死し、犯行組織が遺体を捨てたと推定している。 アブサヤフは国際テロ組織アルカイダと関係があるとされる。犯行当時、銃器で武装し、男性の息子の家にいた韓国人5人の拉致を試みたがもみ合いになり、意識を失った男性だけを連れ去った。アブサヤフは2月、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に男性の写真を掲載、身代金として5億ペソ(約13億円)を要求した。フィリピン警察当局は解放に向けた交渉を行ってきた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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