“終わりのない欲”…重光昭夫ロッテ現会長のグループ赴任後の買収・合併は36件

ロッテグループは30日午前、サムスンSDIのケミカル事業部門とサムスン精密化学に対する引受契約を締結したと明かした。額が3兆ウォン（約3184億円）に達する超大型契約で、韓国の化学業界最大のビッグディールに該当し、ロッテグループ創立以来最大規模となるM＆Aだ。

　ロッテグループは重光昭夫（韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60）ロッテグループ会長が2004年当時、ロッテ政策本部本部長として赴任して以降、活発なM＆Aを通してグループ規模を拡大してきた。

　昭夫会長が経営の全面に携わってからロッテグループは、2004年10月の湖南石油化学がKPケミカルを買収したのを皮切りに、この日のサムスン・化学系列会社を買収するまで、計36件のM＆Aを成功させた。