ロッテグループ経営権をめぐり、兄・宏之氏(韓国名:辛東主)と弟・昭夫氏(韓国名:辛東彬)の法廷攻防が28日、ロッテショッピング会計帳簿の閲覧・謄写仮処分尋問期日を皮切りに、本格的に幕を開ける。
ロッテグループ経営権をめぐり、兄・宏之氏(韓国名:辛東主)と弟・昭夫氏(韓国名:辛東彬)の法廷攻防が28日、ロッテショッピング会計帳簿の閲覧・謄写仮処分尋問期日を皮切りに、本格的に幕を開ける。
ロッテグループ経営権をめぐり、兄・宏之氏(韓国名:辛東主/シン・ドンジュ、61)と弟・昭夫氏(韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60)の法廷攻防が28日、ロッテショッピング会計帳簿の閲覧・謄写仮処分尋問期日を皮切りに、本格的に幕を開ける。

 今回の仮処分は、創業者である重光武雄氏(韓国名:辛格浩/シン・ギョクホ、93)と宏之氏が、ロッテショッピングの株主として会社の内部会計帳簿を閲覧できるよう、公開を要求するもの。

 ソウル中央地裁の審理でこの日開かれる尋問期日にて、宏之氏側は「ロッテショッピングモールの中国内における近年4年間の売上はそのままだが、当期純損失は昨年5549億ウォン(約600億円)に達するなど、毎年持続的に増加してきた」とし、「会社は、中国事業において大きな損失を被ったにも関わらず、これを隠すのに汲々としている」と批判した。

 この主張に対してロッテショッピングモール側は「会計帳簿は、企業の営業機密情報と関連があり、万が一、閲覧・謄写が悪意的な目的で使用された場合、株主へ多大な損害を与えることになる」とし、「宏之氏は、ロッテが国民企業として生まれ変わろうとする努力を妨げ、昭夫氏があげた経営成果に打撃を与えようとしている」と反論した。

 裁判所は、両者の争点が複雑で、互いに交換・検討しなければならない資料が多いと判断し、再び尋問期日を開くことに決定した。次の尋問期日は、来る12月2日午後4時に開かれる。

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