27日午前11時、韓国・釜山で強制徴用犠牲者の魂を弔う追悼慰霊祭が開かれた。
27日午前11時、韓国・釜山で強制徴用犠牲者の魂を弔う追悼慰霊祭が開かれた。
27日午前11時、韓国・釜山で強制徴用犠牲者の魂を弔う追悼慰霊祭が開かれた。

 アジア太平洋戦争犠牲者韓国遺族会中央会が慰霊祭を準備した場所は釜山市。1900年代初めに日本軍の魚雷を作る工場があった場所と推定されている場所だ。

 アジア太平洋戦争犠牲者韓国遺族会のチェ・ヨンサン代表は「1945年5月中旬ごろ、太平洋戦争の敗色が濃くなった日本軍が魚雷工場を閉鎖する過程で3交代で勤務していた強制徴用労働者を1か所に追い込んで斬首した状況がある」とし「この敷地半径100メートル地下には980体の遺体が埋まっていると推定される」と述べた。

 また「70年間うわさだけが広まっていたが2003年~2005年の間、洞窟の下に入り遺体980体を直接確認したというスキューバーダイバーの証言も確保した」と主張し、「追悼慰霊祭を皮切りにことし中に遺体発掘作業を終えたい」と慰霊祭の趣旨を明かした。

 追悼慰霊祭は遺族会および関係者100人の強制徴用犠牲者を称える黙とうをはじめ、追悼瞑想をおこなった後、彼らの魂を慰労するため追悼公演へと続いた。


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