首脳会談で握手を交わす朴大統領(右)とボツワナ大統領=23日、ソウル(聯合ニュース)
首脳会談で握手を交わす朴大統領(右)とボツワナ大統領=23日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国を公式訪問中のボツワナのカーマ大統領は23日、ソウル市内のホテルで行われた聯合ニュースとのインタビューで、昨年同国が北朝鮮との国交を断絶すると発表したことについて、「(北朝鮮は)国家として外交関係を維持したい相手でないと考えた」とした上で、「われわれが堅持する民主主義の原則に照らし、関係を維持する価値がないと考えた」と説明した。 ボツワナは昨年2月、北朝鮮の人権に関する国連調査委員会(COI)が北朝鮮では反人道的な犯罪が行われているという内容の報告書を発表した後、北朝鮮との断交を宣言した。  カーマ大統領は当時の決定について、「数年間北朝鮮の人権状況に対し懸念を持っており、状況が改善されることを希望していた」とした上で、「(人権状況に)深刻な後退があったという報告書が出てきて非常に驚いた」と振り返った。また、北朝鮮が韓国などの近隣諸国に対して威嚇を続けていることも断交を宣言する理由のひとつだったと話した。 北朝鮮の指導部については、「石器時代に暮らしているように思える」と指摘した。 21日に来韓したカーマ大統領は23日に朴槿恵(パク・クネ)大統領と首脳会談を行い、エネルギーの自給やインフラ構築事業などについて両国が協力を拡大していくことで一致した。同国大統領の訪韓は1994年以来、21年ぶり。 yugiri@yna.co.kr
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