【ソウル聯合ニュース】韓国・現代自動車傘下の起亜自動車が23日発表した7~9月期決算によると、本業のもうけを示す営業利益は6775億ウォン(約718億円)で前年同期比19.6%増加した。6四半期ぶりにプラスに転じ、2014年4~6月期(7697億ウォン)以来、5四半期ぶりの高水準となった。 売上高は前年同期比14.9%増の13兆1109億ウォンだった。2013年4~6月期(13兆1126億ウォン)に次ぐ大きさだ。当期純利益は5501億ウォンと集計された。 起亜の業績は昨年10~12月期を底に、営業利益を中心に改善が続く。昨年発売したミニバン「カーニバル」とスポーツ多目的車(SUV)「ソレント」が今年に入り海外でも本格的に販売を開始し、販売単価が上昇している。特に7~9月期は中型車「K5」と小型SUV「スポーテージ」の新型が販売を支えた。中型車と小型SUVは同社の主力車種。対ドルでウォン安が進む為替も業績改善を後押しした。 1~9月の累計は営業利益が前年同期比11.2%減の1兆8399億ウォン、売上高が3.8%増の36兆7297億ウォン、当期純利益が14.0%減の2兆1998億ウォンだった。 7~9月期の世界出荷台数は前年同期比7.5%減の65万8374台、1~9月の累計は3.2%減の218万6566台と集計された。 mgk1202@yna.co.kr
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