韓国で働く外国人労働者　平均月給は約２１万円

【世宗聯合ニュース】韓国で働いている外国人の平均月給が２００万ウォン（約２１万円）程度であることが２２日、分かった。統計庁が発表した「２０１５年外国人雇用調査結果」によると、外国人の雇用率は６８．３%で韓国人より７．４ポイント高い。　◇外国人就業者９３万８０００人　５月を基準とした韓国に居住する１５歳以上の外国人は１３７万３０００人。このうち就業者は９３万８０００人、失業者は４万８０００人、非経済活動人口は３８万７０００人となり、経済活動参加率は７１．８%、雇用率は６８．３%、失業率は４．９%だった。　外国人就業者は韓国全体の就業者（２６１８万９０００人）の約３．６%。外国人の雇用率は韓国全体の雇用率６０．９%より７．４ポイント高い。　外国人就業者のうち男性は６２万６０００人（６６．８%）、女性は３１万２０００人（３３．２%）だった。　国籍別では韓国系中国人が４３万７０００人で最も多く、ベトナム人７万６０００人、韓国系を除く中国人５万６０００人、米国・カナダ人５万２０００人、インドネシア人３万８０００人となった。　職業別では機械操作・機械組立従事者３７万６０００人、単純労働従事者２９万８０００人、サービス・販売従事者１０万６０００人、管理者・専門家・関連従事者１０万３０００人となった。　月給は１００～２００万ウォンが４７万７０００人（５３．１%）、２００～３００万ウォンが３０万８０００人（３４．３%）、３００万ウォン以上が７万人（７．８%）となった。　統計庁雇用統計課は「外国人の平均月給は約１９９万ウォンで、ほとんど２００万ウォンと調査された」と説明した。　◇雇用率は約７０%に　　増加傾向にある外国人雇用率は７０%に肉迫している。５月を基準とした外国人雇用率は６８．３%で、前年同期比０．４ポイント上がった。失業率は４．９%で前年と同じだった。　韓国に居住する１５歳以上の外国人は前年比１１万８０００人（９．４%）増加した。就業者は８万６０００人（１０．１%）、失業者は４０００人（９．４%）、非経済活動人口は２万８０００人（７．７%）増えた。　男性は６万６００００人、女性は５万２０００人増加し、男女ともに前年比９．４%増となった。　国籍別では韓国系中国人が６万５０００人、韓国系を除いた中国人が８０００人、ベトナム人が８０００人増えた。モンゴル人は１０００人減った。 yugiri@yna.co.kr