馬元春氏(資料写真)=(聯合ニュース)
馬元春氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】粛清を受けたとされていた北朝鮮の馬元春(マ・ウォンチュン)国防委員会設計局長が、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の現地指導に同行し、公の場に姿を見せた。 朝鮮中央通信は8日、金第1書記が10日の朝鮮労働党創建70周年を前に、洪水被害の復旧に取り組む羅先市を訪問したと伝えた上で、馬局長も金第1書記に同行したと報じた。 馬局長は平壌国際空港の新ターミナルの工事責任者だったが、金第1書記の指示を履行しなかったという理由で粛清を受けたとされていた。公の場に登場したのは昨年11月以来、11カ月ぶり。 北朝鮮の特別経済区域である同市は、8月下旬に台風15号による大雨に見舞われ大きな被害を受けた。 金第1書記は8月27日の労働党中央軍事委員会拡大会議で、10月10日の朝鮮労働党創建70周年記念日より前に同市の復旧作業を終えるよう命じていた。 金第1書記は復旧現場を視察し「祖国の北方の地で成し遂げた成果は党と大衆の一心団結、一体の偉大な勝利だ」と評価した。 現地指導には、馬局長のほか、黄炳誓(ファン・ビョンソ)人民軍総政治局長、金己男(キム・ギナム)朝鮮労働党書記(宣伝担当)、金第1書記の妹、与正(ヨジョン)党副部長も同行した。 sjp@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0