会見を行う原告代理人の河鍾ソン(ハ・ジョンソン)弁護士=6日、ソウル(聯合ニュース)
会見を行う原告代理人の河鍾ソン(ハ・ジョンソン)弁護士=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を逃れるためディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、VWと傘下のアウディのディーゼル車を所有・リースする人たちの集団訴訟が韓国で拡大している。 訴訟の代理人を務める法律事務所は6日の記者会見で、38人を原告とし、VWグループなどに売買契約の取り消しと購入代金の返還を求める2件目の訴訟を起こしたと明らかにした。 原告のうち29人は車を購入した人で、残り9人はリースの形で車を使用している。現在のところ、損害賠償請求額は一人当たり3000万ウォン(約310万円)。 先月30日には、VWとアウディのディーゼル車をそれぞれ所有している2人が同法律事務所を代理人とし、VWグループなどに購入代金の返還を求める初の訴訟をソウル中央地裁に起こした。 同法律事務所によると、最初の訴訟を起こして以降、約1000件の問い合わせが寄せられ、自動車登録証など訴訟に必要な書類を送ってきた人も500人ほどいたという。13日に3件目の訴訟を起こし、その後も毎週1件ずつ提訴していく方針だ。原告団は総勢100人に迫る見通しだという。 stomo@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0